● タバコをやめるのは禁煙?

私は2000年頃(約26年前)に、タバコをやめました。

タバコをやめるに際して、しっくりこないことが一つありました。

「禁煙」という言葉です。

 

タバコをやめる人にも、いろいろいます。

深刻さの度合いも、さまざまです。

スタートの段階では、「禁煙」という言葉がフィットする人も多いかもしれません。

しかし私の場合は、どうも「禁煙」という言葉がしっくりきませんでした。

 

もうタバコをやめることにしているので、私の中では禁煙ではありません。

禁止した人になるわけではなく、もう吸わない人になるのです。

 

「タバコを禁止している人」ではなく、「タバコを吸わない人」。

「禁煙者」ではなく、「非喫煙者」です。

 

ピンとこない人も多いかもしれませんが、私にとっては意外と大きなポイントでした。

 

やはり何かを禁止されている状態というのは、嫌な感覚があります。

重たい負担感があります。

 

タバコを吸わない生活が習慣になるまでは、ただでさえ壁がありますから、できれば余計な負担はなくしたいところです。

よくよく考えてみると実質的に「禁煙」ではないのですから、わざわざこの言葉を使うことのメリットは何もありません。

 

そんな風に考え、私は自分のことを「タバコを吸わない人」と捉えました。

「禁煙者」でなく、「非喫煙者」になったと。

 

さらに言うと、

「タバコをやめた人」でなく、「タバコを吸わない人」だと。

 

以来26年間、私は「タバコを吸わない人」です。

その始まりは、タバコを吸わなくなった一日目です。

一日目から、「非喫煙者」です。

 

バカバカしく感じるかもしれませんが、人によってはこんなことが結構大きかったりします。

ちょっとした捉え方や表現の違いですが、意外とバカにできないものです。