「俯瞰」ベースで考えたいのに、気を抜くと「客観」になりがちな情報社会。
「客観」と「俯瞰」。
人や組織の能力発揮やパフォーマンスを考えるとき、この違いが意外と効いてきます。
「客観」と「俯瞰」の違い
Google Gemini で調べてみたら、こう出てきました。
1. 「客観」とは
個人的な感情、先入観、利害関係を排し、事実やデータをありのまま捉える視点です。元々の意味: 主観(自分)を離れた第三者の視点
イメージ: 第三者の視点(横・外から見る)
ビジネスでの使い方: 「客観的なデータを示してください」「自分の意見を客観的に見直す」
2. 「俯瞰」とは
高い場所から見下ろすように、物事の全体像や取り巻く環境を広く見渡す視点です。元々の意味: 高い場所から全体を見下ろす視点
イメージ: 鳥の目(上空から見下ろす)
ビジネスでの使い方: 「プロジェクト全体の進捗を俯瞰する」「業界全体の動きを俯瞰して考える」
出典:Google Gemini
「客観」の方は、
第三者の視点(横・外から見る)
「俯瞰」の方は、
高い場所から全体を見下ろす鳥の目の視点(上空から見下ろす)
「客観」= 第三者の視点(横・外から見る)
「俯瞰」= 鳥の目の視点(上空から見下ろす)
という違いがあります。
それが、何?
人や組織の能力発揮やパフォーマンスを考えるとき、「俯瞰」をベースにすることが非常に重要だと思います。
つまり、自分自身(経営者自身)を含めて組織全体を、鳥の目の視点で上空から見下ろすこと。
「客観」が主体にならないこと。
つまり、第三者の視点で横・外から見ることが主体にならないことです。
なぜなら、人や組織の影響構造や相互作用を考えるとき、自分自身(経営者自身)を切り離しては考えられないからです。
むしろ、もっとも影響を及ぼしているのが経営者自身です。
そこから波及していく影響構造を俯瞰的に掘り下げないと、見えてこないことがあまりに多いです。
「客観」を助長する情報に注意
私たちが日々触れている情報の多くは、そういったことをまったく気にしていません。
無意識・無防備でいると、知らず知らずのうちに「客観」モードになっています。
特に気にしない方はよいのですが、「俯瞰」が急所だと感じている方は、「客観」を助長する情報には注意が必要です。
細かいコツやテクニックによるプラスよりも、「俯瞰」を失うマイナスの方が圧倒的に大きいと私は感じています。

