「仕事ができる人はサボるのがうまい」

「サボる技術」「サボるスキル」「サボる能力」・・・

 

最近この手の話をちょくちょく見聞きしますが、私は少し違和感があります。

 

「サボる」とは、どういう意味合いでしょうか?

Googleで調べてみると、AI による概要でこう出てきました。

 

「サボる」の言い換えは、文脈(ビジネス、日常、ポジティブな表現など)に合わせて使い分けることができます。
 
 
ビジネス・フォーマル
 
  • 職務怠慢(しょくむたいまん): 与えられた仕事をいい加減にする様子。
  • 怠慢(たいまん): やるべきことをやらず、だらけていること。
  • 手を抜く(てをぬく): 必要な労力や注意を省くこと。
  • 等閑視する(とうかんしする): 物事を軽く見て、なおざりにすること。
 
日常・カジュアル
 
  • 怠ける(なまける): やるべきことをしない。
  • ずるける: 面倒がって怠ける。
  • バックレる: 連絡を絶って逃げる、その場からいなくなる。
  • 油を売る(あぶらをうる): 仕事中に無駄話などをして時間を潰す。
 
ポジティブ
 
  • 息抜きする(いきぬきする): 緊張や疲労を和らげるために休む。
  • リフレッシュする: 気分を新たにして元気を回復する。
  • 一息入れる(ひといきいれる): 少し休憩する。
  • ペースダウンする: 作業の速度や勢いを緩める。
 
 

出典:Google検索 AI による概要

 

この手の話で使われる「サボる」は、3つ目のポジティブな意味合いだと思います。

「息抜き」「リフレッシュ」「少しの休憩」「ペースダウン」など。

 

サボることをおすすめする情報の意図も、大体

「温存した時間とエネルギーを大切なことに使う」ということだと思われます。

それは私も意義のあることだと思います。

 

しかし「サボる」という言葉には、さきほど紹介したように、ネガティブな意味合いもあります。

ビジネス・フォーマル
 
  • 職務怠慢(しょくむたいまん): 与えられた仕事をいい加減にする様子。
  • 怠慢(たいまん): やるべきことをやらず、だらけていること。
  • 手を抜く(てをぬく): 必要な労力や注意を省くこと。
  • 等閑視する(とうかんしする): 物事を軽く見て、なおざりにすること。
 
日常・カジュアル
 
  • 怠ける(なまける): やるべきことをしない。
  • ずるける: 面倒がって怠ける。
  • バックレる: 連絡を絶って逃げる、その場からいなくなる。
  • 油を売る(あぶらをうる): 仕事中に無駄話などをして時間を潰す。

 

ここでのポイントは、

「やるべきことをやらない」こと。

「必要なことを省く」こと。

 

もともと「サボる」という言葉は、「ずるさ」「ずる賢さ」「不誠実な行動」を表現していました。

ポジティブな文脈で使っていても、「サボる」という言葉の響きからは、もともとのニュアンスも感じられます。

「やるべきことなのにやらない」「必要なことなのに省く」といった印象を抱く人がいても、不思議ではないと思います。

 

そもそも、なぜ「サボる」という言葉をチョイスしているのでしょうか?

人によって受け取り方が違う言葉をあえて使わなくても、万人に伝わりやすい言葉を使う選択肢もあります。

 

先ほどの例だけでも、

  • 息抜きする(いきぬきする): 緊張や疲労を和らげるために休む。
  • リフレッシュする: 気分を新たにして元気を回復する。
  • 一息入れる(ひといきいれる): 少し休憩する。
  • ペースダウンする: 作業の速度や勢いを緩める。

 

といった表現がありました。

 

もしこういう意味合いで使っているなら、これらの言葉をそのまま使うという選択もあります。

その方が、抵抗なく情報を受け取れるかもしれません。

 

ちなみに私は「サボる」という言葉と相性が良くないので、基本的に使いません。

また同じ感覚の人が少なからずいること考慮して、他者に対しても使いません。

 

基本的には、「セーブする」という言葉を使います。

あとはその時々の文脈に合わせて、上記の言葉を使ったり。

 

意図・目的としても

「温存した時間とエネルギーを大切なことに使う」というより、

「大切なことは常に一つではないので、兼ね合いや配分が大事」という感じです。

 

その時々で、それぞれの切実度は常に変動するので、兼ね合い・配分を考えてセーブするところはセーブする。

そんな風に捉えて、日々の事柄に取り組んでいます。

 

「サボる」のが苦手な人に「サボる」努力をしてもらうのは、おそらく得策ではありません。

私も当事者の一人ですが、できる気がしませんし、しようという気にもなれません。

 

「サボる」努力をしなくても、「セーブする」捉え方で大体のことは事が済みます。

参考になれば幸いです。