時間・お金・エネルギーが有限なら、「過剰と不足は表裏一体」と心得る。
過剰と不足は、表裏一体
スーパーに買い物に行くと、想像してみてください。
買うものは、卵、小麦粉、カボチャ、牛乳、オリーブオイルです。
予算に限りがないなら、値段を意識しないかもしれません。
予算が決まっていても、3,000円~4,000円くらいあるなら、あまり気にしなくても大丈夫かもしれません。
しかし、この買い物で予算が2,000円と決まっているなら、兼ね合いを考えて、やりくりする必要がありそうです。
たとえばオリーブオイルで高級なものを買おうとしたら、おそらく他のものは買えなくなります。
予算内の相場を超えて、不相応に過剰品質を求めてしまうと、当初の買い物の目的は達成できなくなります。
何かで過剰を求めると、何かで不足が生まれます。
予算に余裕がないとき、「過剰と不足は表裏一体」です。
余分と不足も、表裏一体
実際にスーパーに行くと、お菓子やお惣菜、お酒やデザートなど、いろいろなものが目に入ります。
人それぞれで心惹かれるものがあって、つい買いたくなるものですよね。
ですが、予算が決まっているなら、予算内でしか買い物はできません。
余分なものを買っても収まるならよいですが、オーバーしてしまうなら当初の目的が果たせなくなります。
過剰なものだけでなく、余分なものも不足を生み出します。
予算に余裕がないとき、「余分と不足も表裏一体」です。
「ベターな選択」に注意
予算に余裕がないとき、「過剰と不足は表裏一体」。
予算に余裕がないとき、「余分と不足も表裏一体」。
何かで過剰を求めると、何かで不足を生んでしまう。
過剰なものだけでなく、余分なものも不足を生み出してしまう。
これはスーパーの買い物だけに限りません。
私たちを取り巻く社会は、「よりよいもの」「魅力的なもの」で溢れています。
時間、お金、エネルギーが潤沢にあるなら、どんどん手を出しても大丈夫でしょう。
しかし、そうでないなら、持ち合わせている制約条件をシビアに見る必要があります。
また、プラスアルファを求める前に、自分(自分たち)にとってまず必要なものは何なのかを認識する必要があります。
現代社会は、労働時間にも厳しくなっていますし、エネルギーをすり減らすマルチタスクや精神労働も増えています。
時間、お金、活動エネルギーといった経営資源の制約が強くなっていますので、まず「最低限必要なもの」と、プラスアルファとして「ある方が望ましいもの」を区別することが大事です。
そこら辺があいまいなままだと、一般論や風潮、あるいは優れたセールスパーソンのプレゼンに、ついつい乗せられてしまいます。
目移りしてしまうような「よりよいもの」、「魅力的なもの」によって、大切なものが犠牲になってしまいます。
私たちはそれぞれに、違う制約条件を持っています。
AIやDXなど、掴みどころがなかったり不得手だったりすると、周りの空気や助言に乗せられてしまうものですが、少なくとも
現場を疲弊させてしまう本末転倒な「ベターな選択」は、見直してもよいのではないでしょうか。

