知人と話をしていて、「ラジオ体操をやっている職場は事故が少ないらしいよ」という話になりました。

その時は忘れていましたが、一人になった時に昔を思い出しました。

 

● ラジオ体操の効果はあるようですが…

「職場におけるラジオ体操の効果」で検索して、いくつかサイトを読んでみると…

 

製造や建設、物流など身体を使う職場において、作業前のラジオ体操は、ケガや事故の防止に効果があるようです。

効果を示すデータもあるようですし、そう捉えてよさそうです。

気持ちや集中力のスイッチを切り替える効果もあったり、いろいろ再認識できました。

 

それはそれとして、一つ引っかかることがあります。

私は若い頃、ラジオ体操を取り入れている職場で働いたことがあります。

物流のアルバイトでした。

 

その職場では、多くの人がラジオ体操をテキトーにやっていました。

しゃべってばかりで、ほとんどやっていない人も結構いました。

しかも、上の立場の人まで…

 

アルバイトの度に、「こんな感じなら、この時間ムダじゃないの?」と感じていました。

「ムダだし、上の立場の人がそれじゃあダメでしょ!」とも思っていました。

 

労働災害防止のための施策は、ラジオ体操だけではありません。

職場の整理整頓や、作業動線での通行ルールなど、安全管理という意味では別の要素もいろいろあります。

 

しかし、ある部分がなあなあになっている職場は、全般的になあなあになっている傾向があります。

「一事が万事」です。

 

ラジオ体操の効用は、私もあると思います。

自分で体操してみれば、実感できるものもあります。

しかし、何をするかも重要ですが、どんな取り組み方をしているかは、それ以上に重要かもしれません。

 

物事は何か一つでなんとかなるものではありません。

逆に、何か一つで台無しになったりします。

やはり、職場の文化や、上の立つ人の姿勢は大きい気がします。