余話(補足・こぼれ話)

「分かっているけど…」という時期はもどかしい

 

●子どもが「わかってる!」と言うとき

子どもが「わかってる!」と言うこと、よくあります。

自分が子どもの頃も、そういうことはよくあったと思います。

 

別に子どもでなくても大人でもあると思いますが、親子関係ではどうしても干渉が起こりやすいので、子どもの頃の方が多いかもしれません。

 

私たちは何かを身につけていくとき、次のステップで進んでいきます。

 

⓪ 分からない段階

↓ --------------

① 分かるけど、できない段階

↓ --------------

② 分かるし、できる段階

 

親子関係では、「親が②で、子どもが①」という事柄が少なくありません。

その構図があることで、親にとっても子にとっても、もどかしい場面が生まれやすくなります。

※「親も①、子どもも①」というケースもあったりするので、実際はもっとややこしいですが(笑)

 

まあ基本的には、「親が②で、子どもが①」という構図が起こりやすいです。

しかもその期間が、事柄によっては数年単位だったりします。

そうなると、その期間はお互いに辛いですよね。

私自身、渦中にいる身ですので、まだまだいろいろあるかもしれません。

 

それでも、先ほどのステップを想定していると、多少は違う気がしています。

 

↓ --------------

① 分かるけど、できない段階

↓ --------------

 

この①の段階①の期間が、多かれ少なかれ存在するということ。

 

そして

日常生活であれば「親が②で、子どもが①」という構図のことが多いし、

自分が何かに取り組む場合であれば、「意識が②で、実態が①」という構図のことは多いです。

 

その前提で考えていると、「①の当事者」に対する見方が少しは変わります。

自分が「分かるけど、できない段階」にいる時、欲しいのは批判でなく、アシストです。

同様に、子どもが「分かるけど、できない段階」にいる時も、欲しいのは批判でなく、アシストです。

 

自分が批判に強い人は、あまりピンとこないかもしれません。

でも私と同じように、自分にとって批判があまり有効でないと感じる人は、少し見方が変わるんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、アシストとヘルプは区別しています。

電動アシスト付き自転車で例えると、自分でこぐのがメインで、電動はアシストです。

電動だけで進む乗り物なら、自分でこいでいないので、ヘルプになっちゃいます。

ヘルプだと「①の当事者」が何もしないので、習得・向上を妨げてしまいます。

 

今日のお話は親子関係を例に進めてきましたが、大人同士の関係でも応用できると思います。

参考になれば幸いです。